狂言師 小笠原由祠 公式サイト

野村万蔵家を母体とする 「萬狂言」 関西代表 小笠原由祠 (能楽師 和泉流狂言方)のホームページです。
(運営:アトリエ オガ.)

狂言師 小笠原匡 海外でのデモンストレーションの様子
狂言師 小笠原匡 海外でのデモンストレーションの様子
狂言師 小笠原匡 海外でのワークショップの様子
狂言師 小笠原匡 海外でのワークショップの様子
狂言師 小笠原匡 海外でのシンポジウムの様子
狂言師 小笠原匡 海外でのデモンストレーションの様子
狂言師 小笠原匡 海外でのワークショップの様子

海外での活動

ブログ テーマ:海外

日本の伝統芸能を多角的に世界に伝えるため、パリオフィス(アソシエーション アトリエオガ. パリ)を海外拠点として、諸外国においても公演や講座、ワークショップなどを開催しています。
(過去の主な活動については、プロフィールの「略歴」 に掲載しております。)

フランス・パリにおいては、狂言公演「パリ延年之會」を自ら企画・主催、息子の弘晃と共に出演、自作の能面・狂言面による「小笠原由祠能楽面展示会」も開催。

2019年10月
第1回 パリ延年之會
2022年11月
第2回 パリ延年之會
2022年11月
第1回 小笠原由祠
能楽面展示会
2023年3月
第3回 パリ延年之會
第1回 パリ延年之會 チラシ画像 第2回 パリ延年之會 チラシ画像 小笠原由祠能楽面展示会 フライヤー1 第3回 パリ延年之會 チラシ画像

パンフレット
第1回から第3回の
パンフレット

また、日本文化をパリジャンと共に体験鑑賞いただける文化交流プログラム「フランス・パリ 日本文化体験ツアー」の企画なども行っております。第2回となります2019年2月催行のツアーでは「ジャポニズム2018」の鑑賞、茶道、倍音声明、俳句会、狂言発表会「パリ若菜の会」など盛り沢山な内容となりました。 ブログ記事

2018 ~ 現在

■2018年から太陽劇団テアトル・デュ・ソレイユにて指導を行なう。ソレイユは1964年創設以来、ヨーロッパの新しい演劇の旗手として常に大きな注目を集めている「伝説の劇団」です。

<2019年5月に開催した能楽スタージュ>

能楽スタージュの様子

初日のブログ記事
2日目   3日目   4日目
5日目   6日目   7日目

■2022年にパリで上演されました 「L'Île d'or」(金夢島) 公演 にて芸能指導を担当。
金夢島チラシ画像

2021年の来日公演は新型コロナの為中止となりましたが、2023年10月~11月に来日公演が予定されています。
<2023年11月の来日公演情報>
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/103549/

■2023年3月15日~19日 能楽公演に出演、「二人袴」「木六駄」「三本柱」を親子で勤めました。超満員、連日大盛況となりました。

太陽劇団 能楽公演の舞台の様子
舞台の様子はこちら
太陽劇団 能楽公演のパンフレット画像
パンフレット
太陽劇団 能楽公演のチラシ画像
フライヤー

2017 ~ 現在

2017年からパリ5区コンセルヴァトワール(*)特別講師として、定期的に狂言アトリエ(ワークショップ)をひらくと共に、例年5月に開催されるパリ5区のフェスティバルにおいて狂言を披露する機会をいただいております。

*コンセルヴァトワール・・・演劇、音楽、舞踊などを専門とする公立教育機関

狂言アトリエの様子
狂言アトリエの様子
パンフレット
パンフレット

<コンセルバトワールのイベント>

パンフレット

2019年5月のパリ5区フェスティバルにおいては、パリの有名な伝統ある劇場「ユシェット座」にて、初の狂言レクチャーデモンストレーションを2日にわたり勤めました。

 PHOTO    BLOG    FLYER 

パンフレット

同2019年5月フェスティバルの閉会コンサートに特別出演いたしました。会場はフランス人建築家ジャン・ヌーヴェルにより設計されたアラブ世界研究所。自作面を着けての即興舞を披露させて頂きました。

 PHOTO    BLOG    FLYER 

パンフレット

2018年5月のパリ5区フェスティバル “書籍(文教)地区祭” に初めて参加させていただき、たいへんご好評をいただきました。

 FLYER 

2023

1月には日仏会館文化講演シリーズにて「フランスにおける狂言の魅力~たった15分に込められたエネルギー。その一瞬とは?」講演。通訳は小笠原弘晃。および、パリNAC(日本人会アーティストクラブ)新年展示会に参加。能楽面7面を出展。

日仏会館での講演
講演の様子
日仏会館通信
報告記事
パリNAC(日本人会アーティストクラブ)新年展示会
パリNAC新年展示会

3月には前述の太陽劇団能楽公演出演のほか、自主公演「第3回 パリ延年之會」を開催。
また、第3回フランス・パリ日本文化体験ツアーを主宰。パリにて能楽公演鑑賞、狂言「若菜の会」、茶道、倍音声明、俳句会を主宰。

第3回 パリ延年之會
詳しくはこちら
第3回 フランス・パリ日本文化体験ツアー パンフレット
ツアー資料
第3回 パリ若菜の会
第3回 パリ若菜の会
 および ツアーの様子

●5月には日越(ベトナム)国交樹立50周年を記念した数々のイベントに参加いたしました。

5/10~12の3日間、ハノイ文廟(世界遺産)にて狂言公演開催。レクチャー・デモンストレーション、狂言『盆山』を披露しました。 同時開催の能楽面展示会では自作の能楽面20面を展示。12日には仮面についてのレクチャーデモンストレーションを行いました。

狂言公演
日越国交樹立50周年記念狂言公演
詳しくはこちら
能楽面展示会
小笠原由祠 能楽面展示会
詳しくはこちら
パンフレット
日越国交樹立50周年記念狂言公演 能楽面展示会 パンフレット
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5/14 午後、ハナム省文化観光週間2023開幕式にて『三番叟』を上演。同日夜には、越日文化芸術交流の夕べにて約2万人の聴衆を前に、日越演者共演という特別演出で『茸(くさびら)』を上演。15日にもベトナム大使公邸にて公演を行いました。

文化観光週間2023開幕式
ハナム省文化観光週間2023開幕式にて『三番叟』を上演
詳しくはこちら
越日文化芸術交流の夕べ
越日文化芸術交流の夕べにて『茸』を上演
詳しくはこちら
大使公邸にて
ベトナム大使公邸にて
記念写真

大使館サイトの報告記事はこちら
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyogen20230524.html

↓↓↓ Vietnam News のYoutube動画

その他にも各種 報道等でたくさん取り上げていただきました。
詳しくはこちら

2022

11月、「第2回 パリ延年之會」および 「第1回 小笠原由祠能楽面展示会」を開催いたしました。

第2回 パリ延年之會
詳しくはこちら
第1回 小笠原由祠能楽面展示会
詳しくはこちら

2019

2月、フランス史上最大規模の日本文化紹介プログラム「ジャポニスム2018」のフィナーレを飾る能楽公演に出演いたしました。 ブログ記事

そのときの様子 会場の様子(ムービー) パンフレット

ジャポニズム2018終了後には、萬狂言素人連による狂言発表会「第2回 パリ若菜の会」を開催しました。会場は17世紀フランスの詩人“ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ” 所縁のリセ(中高校) ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ講堂です。ジャポニスム2018開会式には皇太子殿下(令和天皇)が表敬訪問された名門校で、息子弘晃が学ばせて頂いているご縁にて、学校より特別イベントと言う事での開催でした。

狂言発表会の様子   ムービー

また、10月には「第1回 パリ延年之會」を開催いたしました。
フライヤー
詳しくはこちら

2018

2月にはパリ・ベルタンポワレにて2日間にわたり狂言公演を行いました。
また、公演終了後、3日間にわたりワークショップを行いました。

舞台の様子
ワークショップの様子   パンフレット

10月には22年ぶりにフランス、A・R・T・A(Association de Recherche des Traditions de I’Acteur) 主催のスタージュにおいて狂言・演劇一般の実技指導を行いました。
ブログ記事

スタージュの様子   パンフレット

同じく10月、フランス全土で開催される秋恒例の催し「第22回 フェスティバル・ドュ・リマジネ」に日本伝統文化としてエントリーし、フランス第2の都市リヨンにあるコンフリュアンス博物館にて2日間、狂言で参加しました。 ブログ記事

舞台の様子   舞台のムービー   パンフレット

また、パリにて息子弘晃が単独でコンサートに出演させていただきました。
フライヤー

11月には日本外務省派遣事業でアルジェリアにおいて初の狂言公演、ワークショップを2日間開催いたしました。 ブログ記事

舞台の様子   フライヤー

同じく11月、大西洋を臨むフランス南西部の港町「ラ・ロシェル」にて2日間ワークショップを勤めました。 ブログ記事

ワークショップの様子   フライヤー

2017

4月、萬狂言素人連による狂言発表会「第1回 パリ若菜の会」を開催しました。
フライヤー

5月にはハンガリーにおいて初の狂言公演をブタペストにて行いました。
フライヤーイメージ

11月にはブラジルにおいて日伯日本人移民110周年前年祭公演 として、特別狂言会をサンパウロにて狂言「盆山」「昆布売」二日間公演しました。

舞台の様子
ポスターはこちら  (PDFファイル 1MB)
日本語のフライヤーはこちら  (PDFファイル 1.2MB)
ポルトガル語のフライヤーはこちら  (PDFファイル 1.5MB)

また、この活動は日本のサンパウロ新聞にて大きく取り上げていただきました。
“狂言の「豊かな笑い」”と題し、公演やワークショップの様子、インタビュー記事などを3回にわたり連載していただきました。

新聞掲載記事
連載記事はこちら (PDFファイル 1.5MB)

2016 ~ 2018

パリ日本文化会館にて日本伝統文化芸能プログラム“伝統の継承”と題し、2016年から2018年にかけて公演・ワークショップなどをプロデュースし、レクチャー・デモンストレーション、舞台出演などを行いました。
(この取り組みは読売新聞や東京新聞にて取り上げていただきました。)

新聞記事イメージ   新聞記事イメージ 

パリ日本文化会館 日本伝統文化芸能プログラム 伝統の継承

日本伝統芸能(能楽・文楽・歌舞伎・雅楽・声明・神楽・等)の継承者をゲストに迎え、小笠原匡が案内役を務めます。 また、講座やワークショップ等を行い、日本人の精神文化・哲学的思考についても触れていきます。

パリ日本文化会館の公式サイトはこちら

プロローグ “日本に古くから伝わる芸能・能楽について”

2016年1月
12日(火)
  • 教養講座 「能楽とは」
       ~古くて新しい日本伝統芸術の世界~ 90分
    「能楽」の歴史や特徴、わかり易く楽しい鑑賞方法を、DVD等を交えて、デモンストレーション形式でお話し致します。
    講師 小笠原匡
14日(木)
  • 狂言実演 「狂言への誘い」 90分
    レクチャー・デモンストレーションによって、狂言についての知識や演技方法・歴史などを、実演を交えながら解りやすく説明致します。
    また、七世 野村万蔵(現 初世 野村萬)が人間国宝に認定を受けた事を記念して作られたドキュメンタリー映画 『狂言・野村万蔵ー技とこころー』(現 野村萬)の上映や、小舞の実演を行います。 (舞 小笠原匡)
プロローグ フライヤーイメージ

第一回 “文楽人形に触れる”

2016年5月
3日(火)
  • 教養講座 「文楽とは」
       ~傀儡から人形浄瑠璃へ~ 90分
    「文楽」の歴史や特徴、わかり易く楽しい鑑賞方法を、DVD等を交えてお話し致します。  講師 小笠原匡
  • 文楽体験講座 90分
    実際の三人遣い人形や一人遣い人形を、プロの指導のもとに足遣い・左遣い・主遣いを体験していただきます。
    講師 吉田玉佳 吉田玉翔 吉田玉路
4日(水)
  • 文楽実演 「人形浄瑠璃文楽の魅力」 90分
    文楽の解説や人形についての説明、実演などを行った後、「三番叟」(さんばそう)、「艶容女舞衣」(はですがたおんなまいぎぬ)などの演目より部分的に実演します。
    案内役 小笠原匡
    ゲスト 文楽人形遣い 吉田玉佳 吉田玉翔 吉田玉路
6日(金)
  • 狂言体験講座 『序』 90分
    構え・運び・喜怒哀楽など基本的所作や感情表現を体験します。
    講師 小笠原匡・弘晃

»  舞台、講座の模様はこちら (1.6MB)

第一回 フライヤーイメージ

第二回 “能楽四拍子の音と技”

2016年10月
4日(火)
  • 能楽囃子体験講座 90分
    能楽四拍子(笛・小鼓・大鼓・太鼓)をプロの指導のもと、実際に道具を使って体験していただきます。
    講師 斉藤敦 成田達志 守屋由訓 中田弘美
  • 狂言体験講座 『破』 90分
    狂言に伝わる中世歌謡(鎌倉・室町時代の流行歌)の謡・舞を実際の扇を使って体験していただきます。  講師 小笠原匡・弘晃
5日(水)
  • 能楽囃子実演 「能楽・狂言の謡舞と囃子」 90分
    囃子の解説、道具の説明をはじめ、素囃子『神舞』『早笛』『楽』などを囃子方による演奏のみで上演します。 また、狂言小舞 『田植』、 『三番叟』 を小笠原匡・弘晃が演じます。
    案内役 小笠原匡 
    ゲスト 斉藤敦 成田達志 守屋由訓 中田弘美
6日(木)
  • 教養講座 「狂言とは」
       ~和楽の世界 狂言への誘い~ 90分
    「狂言」の語源や役柄、装束、分類、曲目などの解説をはじめ、 DVD等を使用し狂言の三つ笑い(祝言・風刺・ドタバタ)や音楽的特徴、劇構成などを解り易く解説します。  講師 小笠原匡

»  舞台、講座の模様はこちら (1.4MB)

第二回 フライヤーイメージ

第三回 “能楽・幽玄の世界”

2017年1月
24日(火)
  • 教養講座 「能とは」
       ~幽玄美・能の魅力~ 90分
    DVD等を使用しながら能の歴史や幽玄美、観阿弥・世阿弥について、また上演形式や主な曲目などについて解り易く解説します。
    講師 小笠原匡
  • 能体験講座 90分
    摺足や実際の能面を付けて能の基本的所作や感情表現を体験していただきます。
    講師 能楽師観世流シテ方 片山九郎右衛門 味方玄 橋本忠樹
25日(水)
  • 能実演 「幽玄の世界 能」 90分
    能の解説、『仕舞』、また普段は非公開である装束附けを詳しい説明をしながら行う“公開装束附け”などをご覧いただいた後に、 能『大会』(だいえ)を実演します。
    案内役 小笠原匡
    ゲスト 能楽師観世流シテ方 片山九郎右衛門 味方玄 橋本忠樹

»  舞台、講座の模様はこちら (0.9MB)

第三回 フライヤーイメージ

第四回 パリ日本文化会館20周年記念特別公演 “萬狂言 和楽の世界”

2017年5月
12日(金)
13日(土)
  • 公演
    日時 : 5月12日(金) 20:00~22:00
    5月13日(土) 16:00~18:00
    (内容は二日間ともに共通)
    会場 : パリ日本文化会館大ホール
    番組 : 「三番叟」(さんばそう)
    三番叟 野村万蔵
    千歳 野村万之丞
    地謡 小笠原匡 小笠原弘晃 河野佑紀
    後見 山下浩一郎
    竹市 学
    小鼓 林 大和
    大鼓 森山泰幸
    「金岡 大納言」(かなおか だいなごん)
    巨勢金岡 野村 萬
    能村晶人
    地謡 小笠原匡 山下浩一郎 河野佑紀
    後見 野村万蔵
    竹市 学
    小鼓 林 大和
    大鼓 森山泰幸
    「二人袴」(ふたりばかま)
    小笠原弘晃
    小笠原匡
    能村晶人
    太郎冠者 野村万之丞
    後見 河野佑紀
第四回 フライヤーイメージ1    第四回 フライヤーイメージ2
16日(火)
  • ワークショップ
    時間 : 19:00~20:30
    会場 : パリ日本文化会館大ホール
    講師 : 小笠原 匡  小笠原弘晃
    狂言の基本的所作「構え・運び」や「喜怒哀楽」「小舞謡」を楽しく体験します。
第四回 フライヤーイメージ3  

第五回 狂言アトリエ

2018年2月
7日(水)
  • レクチャーデモンストレーション 15分
    狂言についての知識や演技方法を、実演を交えながら解りやすく説明致します。
  • さあみんなでやってみよう! 60分
    狂言の簡単な表現にチャレンジ。喜怒哀楽、謡い舞を実際に体験します。
  • 質疑応答 15分
狂言アトリエの様子1
狂言アトリエの様子2第五回 パンフレット

2015

イタリア ヴェネツィア

2月、桃山学院大学地域連携共同研究プロジェクト「中近世の日本とイタリアにおける仮面喜劇の生成発展と現代的実践について」第三回研究発表でヴェネツィア大学にて「狂言とコンメディア・デッラルテの源流を探る」シンポジウム・WS・デモンストレーションを行いました。
そのときの様子はこちら

フランス雑誌 「L'une」 japon 2015年秋号 表紙&掲載ページ
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秋にはフランス雑誌 「Lune」 Japon にインタビュー記事を掲載していただきました。  インタビュー記事はコラムに掲載しております

2014

イタリア ボローニャ大学

10月、ヨーロッパ最古の歴史を有するイタリアのボローニャ大学にて狂言ワークショップ、シンポジウム、デモンストレーションを行いました。
そのときの様子はこちら

(過去の主な活動については、プロフィールの「略歴」 に掲載しております。)

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