狂言師 小笠原匡

作品紹介

【小笠原匡の主な作品】

やぶしらず チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「やぶしらず」

天下の副将軍水戸光圀(水戸黄門)が、水戸から江戸へ名所旧跡を参拝する道中で、 葛飾八幡宮(現在の市川市本八幡)に立ち寄ります。 そこで氏子たちより、誰も恐れて近寄らない「八幡の藪知らず」のうわさを耳にしました。 入ったら二度と出て来られないという禁断のこの土地に、 光圀はあえて足を踏み入れるのでした。
果たして、光圀がそこで見たものとは・・・。

2015年12月千葉県文化会館にて公演。 2010年公演の創作狂言 「水戸黄門と藪しらず」のリメイク版、チケット完売の大盛況でした。
来年度は新しい題材「里見八犬伝」に取り組みます。どうぞご期待下さい!! 。
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狂言 VS フレンチ・バーレスク コメディ チラシ 延年
■ コラボレーション作品
めらんじぇ狂言「ムスケット」

去年の夏バカンス客に紛れて大阪にやって来た猛毒を持ったフランス蚊を駆除する為にナニワの役人が、通報のあった大阪城へ行くが・・・。

■ コラボレーション作品
めらんじぇ狂言「シャンピニオン」

日本一のカリスマ フレンチシェフが幻の食材を求めて、食の都フランスへ渡り、 アルザス地方にあると言うスーパーシャンピニオンを探しに行くが・・・。
原作の古典狂言の「茸」(くさびら)もフランスだから、さしずめシャンピニオンということになるのでしょうか。

■ コラボレーション作品
めらんじぇ狂言「盆山」

何某は当時大流行の盆山(盆石、盆景のこと。盆の上に石や砂で風景を創造する)をたくさん持っていました。 それを男は羨ましく思い、所望するが一つもくれない事に腹を立て、ある晩盗みに入ります。 男は色々苦心しながらようやく屋敷の裏手から忍び込み、盆山を物色していると、物音を聞きつけた何某は盗人が入ったと騒ぎ、 あわてた男はとっさにそばにあった盆山の陰に身を縮めて隠れます。 これを見た何某は盗人が顔見知りと察してなぶってやろうと、犬、猿に見立てます。 盗人は見つかるまいと必死に犬や猿の鳴き真似をし、何某は面白がり次に鯛の真似をさせます。 盗人は苦し紛れに鯛の真似をしますが・・・。

2015年3月阪急うめだホールにて「「Mélanger! めらんじぇ!」と題し公演。 「めらんじぇ」とは、フランス語で“ごちゃまぜ”という意味です。今回は、パリで大活躍中のコメディグループ“うさぎ食べるズ”を迎え、 日仏合作でのコラボレーション作品となりました。
めらんじぇ!公演
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ヤマトタケルとオトタチバナヒメ チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「ヤマトタケルとオトタチバナヒメ」

景行天皇の皇子ヤマトタケルが、アヅマの国を征服するために、「内つ海」を渡って房総に行こうとしているのを聞き、竜王と海の仲間たちは、どうするか相談をはじめます。 そうとは知らないタケルは、走水に到着。 海に向かって悪口を並べ立てるタケルに、海の者たちの怒りが爆発し、よってたかってタケルを踏みつけてしまいました。 それを聞き、駆け付けて来たタケルの后オトタチバナヒメは、愛する夫をボコボコにされて怒り心頭。 ふがいない夫を叱咤して、仕返しするよう追い立てます。
はたしてこの争いの行方は…。

2014年11月千葉県文化会館、千葉県東総文化会館にて公演。 古代の英雄ヤマトタケルと后オトタチバナヒメの物語を題材とした、2008年公演の「オトタチバナヒメ」をリメイクしました。古典の世界と現代の夫婦像を掛け合わせ、皆さまにお楽しみ頂きました。
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はごろもかたり チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「はごろも かたり」

下総国池田の郷に住む男。 なんとか嫁をもらいたいと妙見様に願うと、月夜の池田池に参るようにとのお告げがありました。 男が池にやってくると、天女が舞い降ります。 男は天女がぬいだ羽衣を隠して地上にとどまらせ、夫婦となり、子をもうけて、千葉の殿様となるまで出世します。 しかし、天女は羽衣を見つけるや、天に帰ってしまいます。 男はショックのあまり、病気になってしまいますが、そこへ天女が戻ってきて…。

2013年12月千葉市文化センターにて公演。 千葉県に伝わる羽衣伝承を題材とした、2007年公演の「千葉の羽衣」をリメイクし、更にスケールアップした内容でお楽しみ頂きました。

鬼来迎 チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「鬼来迎」

娑婆の人間に信仰心がなくなったために、地獄はかつてないほどに大繁盛。 地獄の恐ろしい有様を伝えようと語り部が登場し、地獄の絵解きを行います。 さて、六道の辻では、生前悪事を重ねた亡者たちが責め苦を受けていました。 自分たちの行いに懲りていない亡者たちのところに現れたのが、地蔵菩薩。 慈悲深いと評判の地蔵菩薩の登場に、亡者たちは大喜びします。 ところが慈悲深いはずの地蔵菩薩は…。

2012年12月千葉県文化会館、千葉県東総文化会館にて公演。 2008年公演の「鬼の来迎」のリメイク版です。 千葉県山武郡横芝光町の広済寺にて脈々と演じられてきた「鬼来迎」をもとに、鬼と地獄に向かう衆生との緊迫したやりとりを、狂言の舞台に仕立て上演いたしました。
  鬼来迎の模様
  鬼来迎の模様
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狂言VSイタリア仮面劇 チラシ 延年
■ コラボレーション作品 「うもうて死ぬる」

2011年の福嶋原発事故以来、日本人と食物の関係は大きく変わり、一部には脅迫観念的な行動も見られるし、 実際安全な食べ物が保障されていないという事実もある。 このような状況下では、美味しい砂糖菓子を猛毒だと嘘をつく主人と、そんな申し付けにも関わらずその菓子を食べてしまう二人の召使いを描く狂言『附子』は、 また一味違う意味を持って見えてくる。

■ コラボレーション作品 「健康元年」

かつて人間の管理を超えた恐ろしい災禍や病の蔓延を抑え込む力があるとされていた山伏が あえなく失敗する姿を描く狂言の『くさびら』や『梟』(フクロウ)の背後には、 中世日本人の不安に満ちた生命観があったが、 大型地震の予測と放射能の影響下、 現代日本人は、それとある意味で近い状態を生きている。 その健康を管理する現代医療機関の笑えるようでいて笑えない不条理な応対ぶりを 『くさびら』や『梟』のシンプルな劇構造に沿って展開してみた。

2012年9月堺能楽会館にて公演。 昨年に引き続き、“狂言”とイタリア仮面劇“コンメディア・デッラルテ”とのコラボレーション公演、今回は鎮魂延年の舞「黒い媼」を地鎮・鎮魂の心にて舞いました。
狂言 VS コンメディア・デッラルテ、黒い媼

千葉わらい チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「千葉わらい」

太郎冠者が心待ちにしていたのは、千葉寺で大晦日に行われる 「千葉わらい」。 氏素性を隠した多くの民が、 境内で悪口を言い合って朝まで笑い興じる天下の奇習である。 太郎冠者は昨年、主人に隠れて参ったのだった。
太郎冠者の仕える大名は、もちろんこの行事を快く思っていない。 大名は、太郎冠者を当日呼びつけ、無理な用事を言いつける。 あきらめきれない太郎冠者は、何とかやりくりして千葉寺へ向かう。 一方、太郎冠者を疑う大名も、面を付けて千葉寺へ。
 さて、千葉笑いが行われる境内では…。

2011年12月千葉市民会館大ホールにて公演。 2007年公演の「抱腹絶倒ちばわらい」のリメイク版です。 「千葉わらい」 は明治時代以降、廃れてしまいましたが、公演の前年に地域の人々によって復活されました。 この貴重な地域文化を創作狂言というかたちで多くの方々にお楽しみいただきました。
  千葉わらい
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新作ネオ狂言 ポルチーニ
新作ネオ狂言 「Porcini<ポルチーニ>」

「ポルチーニ」 とは、イタリア語でキノコのこと。 本作は、とってもとっても生えてくる得体の知れないキノコに対して、山伏が祈祷をもって挑むが、 祈れば祈るほど増殖するという狂言演目 「くさびら」 をベースにしています。
「くさびら」 は、当時の権力者であった山伏を笑う風刺劇ですが、私はこの演目に 「自然への畏敬」 というテーマを見出しました。
この新作ネオ狂言 「ポルチーニ」 は、科学万能を信じて疑わないイヤミ演じる天才博士が、バカボンのパパに依頼されて、 ニャロメなどの赤塚キャラクターたちの形をしたキノコたちと対決するが…

国際文化祭・京都2011 「マンガアートフェスティバル」 のイベントとして、 2011年11月 元離宮二条城 二の丸御殿台所にて公演。 赤塚不二夫氏の作品世界と、日本の狂言・イタリア仮面劇といった伝統芸能との融合を、皆様にお楽しみいただきました。
  ネオ狂言
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■ コラボレーション作品 「猿神」

2011年7月8日・9日 フランスで活躍中の木管五重奏グループ 「アルテ・コンボ」とのコラボレーション公演を、大分・熊本にて開催いたしました。
取り組みの様子は、以下の動画にてご覧ください!!

アルテ・コンボ公式サイト → http://www.artecombo.com/

狂言VSイタリア仮面劇 チラシ 延年
■ コラボレーション作品 「はらきれず」

明治新政府に芸術顧問としてイタリアからやって来た男と日本の花魁 [おいらん] との夫婦喧嘩という設定で、
狂言「鎌腹」を翻案化し、コンメディア・デッラルテの手法により演出した新作です。

■ コラボレーション作品 「異人相撲発気揚々」

文明開化混乱期に禁令中の大相撲。 どうしても観たい異人銀行家は自ら力士を抱えるが・・・。
狂言「蚊相撲」翻案化のコラボ作品第二弾。

2011年2月大阪能楽会館にて公演。 昨年に引き続き、“狂言”とイタリア仮面劇“コンメディア・デッラルテ”とのコラボレーション公演、今回はさらに踏み込んだものとしてご覧頂きました。
  はらきれず
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水戸黄門と藪しらず チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「水戸黄門と藪しらず」

天下の副将軍水戸光圀が、誰も恐れて近寄らない 「八幡(現在の市川市本八幡)の藪しらず」 のうわさを耳にしました。 入ったら二度と出てこられないという禁断の土地に、光圀はあえて足を踏み入れます。 そこで見たものとは?

2010年11月青葉の森公園芸術文化ホールにて公演。 史実やドラマとは少しちがう、千葉県ならではの黄門様の物語。ここでしか観られない創作狂言をお楽しみいただきました。
  水戸黄門と藪しらず
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狂言VSイタリア仮面劇 チラシ 延年
■ コラボレーション作品 「TONTO盗人」

夜更けに大阪のとあるお金持の屋敷に忍び込んだのは、何とイタリア人!! でも彼はマフィアなどでは無く、気の小さい間抜けな男です。 何とか目的の ある物を盗み取ろうとしますが、 やがて物音を聞きつけて主人がやって来てしまいます。 慌てたイタリア人は必死に隠れますが…。 (“TONTO”とは、イタリア語で「まぬけ」という意です。)

2009年12月山本能楽堂にて公演。 日本とイタリア、2国が誇る伝統喜劇、“狂言”とイタリア仮面劇“コンメディア・デッラルテ”とのコラボレーションをお楽しみ頂きました。
  TONTO盗人
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オトタチバナヒメ チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「オトタチバナヒメ」

大和国(現在の奈良県)の皇子ヤマトタケルが、常陸国(現在の茨城県)を制服するためにやってきました。 わだつみの神と海の仲間たちは、彼が相模国(現在の神奈川県)から「内つ海」(現在の東京湾)をわたって 房総に行こうとしていることを聞き、どうしたものかと相談をはじめます。 そうとは知らないヤマトタケルは、三浦半島の走水に到着。 海に向かって悪口を並べ立てるヤマトタケルに、 海の者たちの怒りが爆発し、よってたかってタケルを踏みつけてしまいました。 それを聞きつけてやって来たのが、タケルの后オトタチバナヒメ。 愛する夫をボコボコにされて怒り心頭のヒメは、ふがいない夫を叱咤して、仕返しするよう追い立てます。 はたしてこの争いの行方は?。

2009年12月青葉の森公園芸術文化ホールにて公演。 古代伝承の献身的な姿から、狂言の世界の強い女性へと変貌したオトタチバナヒメとヤマトタケルの物語をお楽しみ頂きました。
  オトタチバナヒメ
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狂言文楽浪花話 チラシ 延年
■ コラボレーション作品 「狂言文楽浪花話」

祭りの夜に、供を連れず自ら太刀を持って見物に出かけた大名が、 通りがかった堺の塩昆布売りを呼びとめ、無理に同道を強いる。 散々に脅かされて無理やり太刀まで持たされた塩昆布売りは、 やがて堪忍袋の緒が切れて…。

2009年3月山本能楽堂にて公演。 「ユネスコ世界無形文化遺産認定」である、「狂言」と「文楽」の 歴史的にも始めてのコラボレーション作品であり、各界より大絶賛を頂いている話題作「刀こぶ」をリメイクし、新たに書き下ろした作品です。
  狂言文楽浪花話の模様
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鬼の来迎 チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「鬼の来迎」

娑婆の人間に信仰心がなくなったために、地獄はかつてないほどに大繁盛。 人手不足に頭を悩ます閻魔大王は、獄卒を連れて自ら六道の辻へと赴きます。 そこでは、生前悪事を重ねた亡者たちが責め苦を受けていました。 自分たちの行いに懲りていない亡者たちに、閻魔大王は次々と裁きを下していきます。 そこへ現れたのが、地蔵菩薩。慈悲深いと評判の地蔵菩薩の登場に、 亡者たちは大喜びします。 ところが慈悲深いはずの地蔵菩薩は…。

2008年11月青葉の森公園芸術文化ホールにて公演。 横芝光町に伝わる仏教劇「鬼来迎」を題材とした創作狂言「鬼の来迎」を上演いたしました。
  鬼の来迎の模様
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延年版・平家物語 チラシ 延年
■ コラボレーション作品 「延年版・平家物語」

日本史上最高傑作の軍記物語である「平家物語」を、小笠原匡が平家詞曲(平家琵琶)にて語られる中に「劇中劇」と「狂言語り」を巧みに織り交ぜ、「延年版・平家物語」として劇作・演出した作品で、公演終了後に大変な反響を呼んだ話題作です。

2008年2月山本能楽堂にて公演。 小笠原匡 作・演出で、平家物語を面白可笑しく芝居仕立てで演じ、皆様にお楽しみ頂きました。
  延年版・平家物語の模様
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千葉の羽衣 チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「千葉の羽衣」

千葉県に伝わる羽衣伝承に取材しながら、三保の松原を舞台とした能「羽衣」とも異なった、 笑いのみならず人間味にもあふれた創作狂言「千葉の羽衣」を上演いたしました。 羽衣を奪われた天女が奪った男の妻になるという羽衣伝承は全国各地に見られますが、 千葉県ではその男がかつて上総下総一帯を支配した千葉氏の当主であるとしています。 また、妙見信仰や「千葉」という地名の由来とも結びついているという点は、 全国でも珍しいものです。物語は、下総国池田の郷の男が月夜の晩に池田の池を訪れるところから始まります…。

2007年12月青葉の森公園芸術文化ホールにて公演。 狂言ワークショップを受講した千葉県民や千葉大生、 そして狂言を創作する授業を受講した千葉大生も参加し、 創作狂言として生まれ変わった羽衣伝承の世界をお楽しみ頂きました。
  千葉の羽衣の模様
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蓬莱貴譚 チラシ
■ コラボレーション作品 「蓬莱貴譚」

「蓬莱貴譚」 −人と鬼仲良うやれさ−
節分の夜、蓬莱の嶋より佐渡へやってきた鬼(ミシハセ)。 さっそく島の女を見そめるが、 女は”おそんげぇ”(※)と豆で鬼を追い払おうとする。 島男達も鬼達を嫌って、馴染む気配は一向にない。 鬼は島の女と仲良くなるために、春祭りへの乱入をたくらむが…。
※「おそんげぇ」=佐渡弁で「恐ろしい」の意

2007年10月〜11月、岐阜、静岡、東京、佐渡にて公演。 千秋楽・佐渡公演は満員御礼!!大好評の内に無事幕を閉じました。
  蓬莱貴譚の模様
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»  コラム「蓬莱貴譚」、是非ご一読ください!

猫とんじゃったチラシ
■ 新作狂言 「猫とんじゃった」

絵本「11ぴきのねことぶた」を題材にした、新作狂言。 狂言で語られるコミカルな猫と豚の会話。そこにジャズピアノの演奏がからみ、 色んな猫の表情が映し出されます。狂言とジャズピアノの異色コラボレーション、いかなる舞台となるのやら…

2004年2月豊田市美術館にて公演。
また、2007年4月19日新宿高島屋リニューアルイベントにあわせて新たに書き下ろし、 『猫が織り成すファンタジー』として公演。 猫と豚の2役を演じ、ジャズピアノの演奏に合わせて舞うという、 ユニークな試みでしたが、皆様からたくさんの笑いと拍手を頂戴しました。
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光源氏 チラシ
■ 新作狂言 「光源氏」

光源氏は大輔命婦の局から常陸宮の姫君について噂を聞き、 何度も文を送るがまったく返事が無い。 ライバルの頭の中将に先を越されてはならぬと思い、 今晩は是非とも逢いたいと思い姫のもと向う。 寝殿に着くと美しい琴の音が聞こえてきて、 とうとう姫が姿を現すが…。
源氏物語「末摘花」巻を出展に書き下ろしました。

2007年2月コラボレーション集団「風流」公演において、 新作狂言「光の君」として演じました。(大阪・天満天神繁昌亭にて)

抱腹絶倒千葉笑い チラシ 見る、知る、伝える千葉
■ 創作狂言 「抱腹絶倒ちばわらい」

太郎冠者のひそかな楽しみは、毎年大晦日に行われる「千葉笑い」。 素性を隠した民たちが千葉寺に集まり、悪口雑言に興じて朝まで笑い明かす天下の奇習です。 ところが、この地の殿様は千葉笑いを良く思っていません。 家来の太郎冠者が千葉笑いに行っていると聞いた殿様は、 太郎冠者を呼び千葉笑いについて聞き出そうとします。 これは厄介と考えてシラをきる太郎冠者に、殿様は用事を言いつけます。 しぶしぶ承諾した太郎冠者でしたが、あきらめきれず千葉笑いへ向かいます。 一方、疑いを捨てきれない殿様も、みずから仮面をつけ身分を隠して、 同様に千葉笑いへ向かうのでした…。

2007年2月千葉県文化会館にて公演。 狂言師のみならず千葉県民や千葉大生も参加し、 地域と大学が連携するユニークな試みとして行われました。 舞台を彩る仮面たちは、参加者の手作りです。
  抱腹絶倒千葉笑いの模様
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平成版・阿国歌舞伎 チラシ 延年
■ コラボレーション作品 「平成版・阿国歌舞伎」

「Eenen 延年」の第一弾。NHK金曜時代劇「出雲の阿国」で芸能指導をさせて頂きました際、 大変お世話になりました阿国研究家の小笠原恭子先生の心強いお力を拝借し、 実際放映された歌舞音曲を劇場版にリメイクしました。 そこに、大小狂言を盛り込み、更に出雲にちなんだ狂言秘曲「節分」をあわせ、 一つの舞台を創り上げました。

2006年12月15日山本能楽堂にて公演。
満員御礼、たいへんご好評を頂きました。
  平成版・阿国歌舞伎の模様
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新千葉笑い チラシ
■ 新作狂言 「新千葉笑い」

”かつて大晦日の晩に素性を隠した民たちが悪口雑言に興じて、朝まで笑い明かした。” という、千葉市の千葉寺に伝わる天下の奇習「千葉笑い」。 この「千葉笑い」を題材にしながらも、狂言の様式にのっとり、 謡、舞、科白(せりふ)、仮面などの多彩な要素を取り入れて、 新作狂言「新千葉笑い」が誕生しました。

2005年12月、及び 2006年12月 千葉市文化センター アートホールにて公演。
新作狂言「新千葉笑い」は、古典芸能の普及と理解を深めるために、 「千葉の地域文化を使い、市民と一緒に、新しい狂言の可能性に挑戦していこう」と 千葉大学文学部教授の橋本裕之氏と千葉市文化振興財団との共同で企画しました。
ワークショップ「狂言講座」受講者、千葉大学で新作狂言の集中講義を受講した学生が参加し、 千葉の地域文化を市民や学生から発信します。
2005年の公演から、さらなる進化を経て2006年「新千葉笑い」を公演しました。

刀こぶ チラシ
■ コラボレーション作品 「刀こぶ」

祭りの夜に、供も連れずに自ら太刀を持って見物に出かけた大名が、通りかかった堺の塩昆布売りを呼び止め、無理に同道を強いる。 散々に脅かされて無理やり太刀まで持たされた塩昆布売りは、やがて堪忍袋の緒が切れて……

2006年2月 高知県立美術館|能楽堂 にて、
2006年8月 LICはびきのホールにて公演。
大名は小笠原、堺の塩昆布売りは文楽人形が演じる。彼らの言葉は傍らに座る講談師が語り、三味線、和太鼓が絡み合う。 同じ板の上で、狂言師と人形遣いがひとつの物語をつづるという、あり得なかった組み合わせで織り成す、 新たな舞台表現を創り上げました。

石川五右衛門チラシ
■ コラボレーション作品 「石川五右衛門」

祭りの夜に、供も連れずに自ら太刀を持って見物に出かけた大名が、通りかかった堺の塩昆布売り (実は石川五右衛門)を呼び止め、無理に同道を強いる。 散々に脅かされて無理やり太刀まで持たされた塩昆布売りは、やがて堪忍袋の緒が切れて……

2006年3月 豊田市能楽堂にて公演。
好評を博した「刀こぶ」を元に豊田市能楽堂のために新たに書き下ろしたもの。 狂言と文楽人形を中心に、落語、講談、和太鼓が融合。 各ジャンルの精鋭たちが一つの舞台で火花を散らしました。

良忍さん チラシ
■ コラボレーション作品 「良忍さん」

酒好きな「風来坊」をいさめるため、伯父は酔って寝た風来坊の枕元に僧装束を置き、 出家を促す“夢のお告げ”をささやく。目覚めて青くなる風来坊の前に僧が現れ騒動となり、 やがては阿弥陀如来の光臨へ− 

2005年7月 「風流」により公演。
風来坊は小笠原、伯父や僧は文楽人形が演じる。彼らの言葉は傍らに座る落語家、文楽大夫、講談師が語り、 三味線に筝、胡弓に和太鼓が絡み合う。さらに、声明・雅楽 (※) ・菩薩来迎に加え、 NHK大河ドラマ「義経」にて芸能指導・作曲した 今様 (※) をも融合させ、これまでにない伝統芸を創り上げました。

ふるさと狂言 チラシ
■ 新作狂言 「ふるさとの四季」
   − 謡と舞でつづる狂言ミュージカル −

冬も去り、遠い山々に雪が残る春。拳母の宮の神田のお田植え神事から始まる。 神主と早乙女の掛け合いで田植えが進む。狂言「御田」をもとにしているが、 こうした行事は、広島の”花田植え”、”囃子田”など、今も郷土芸能として伝えられている。 稲が稔ると鳥たちが食べに来る。鳴子を鳴らして鳥を追う太郎。 ふと見るとカカシが歩いてくるではないか。ここは狐塚とよばれるところ。さては狐が? 疑い晴れて太郎と次郎が酒盛り。人々も加わってにぎやかに舞い謡う。 稔った稲を刈り取って、めでたく秋も暮れて行く。遠い山々には雪が……

2005年3〜7月 愛知万博開催記念特別公演として 豊田市能楽堂にて四回にわたり公演。 愛知万博のテーマ”叡智”に関連して、自然やふるさとを題材にした新作狂言です。
稲作の四季をベースに、かつての農村風景が展開します。 公募で参加した初体験の市民、狂言教室の生徒、プロが一体となって、一つの舞台を創り上げました。

京都大原良忍物語 チラシ
■ 新作狂言 「京都大原良忍物語」

平安時代後期、京都大原に修業した僧、聖応大師良忍。 山の緑や川のせせらぎにつつまれ、自然から多くの恵みと霊験を得て、 日本の音楽の源流「声明」(※)を大成した。日本音楽の父と呼ばれる名僧である。 声明大成後、大原の地において、良忍の体得した寂光浄土(融通念仏と菩薩来迎の世界)を 平成の狂言舞台に再現しました。

2004年11月 大阪能楽会館にて公演。
常々”日本芸能のルーツを見つけたい”と考えていたなか、良忍上人との不思議なご縁を感じながら、 この「京都大原良忍物語」の創作にあたりました。 さまざまな他の古典芸能に触れてきた今までの経験をもとに、 また「能舞台」の特徴を生かしつつ、声明楽・舞楽そして菩薩来迎を積極的に取り入れ、 聖応大師・良忍上人の世界を一大スペクタクルに仕上げました。
また、2007年12月 奈良橿原文化会館にて再演。
  京都大原良忍物語の模様
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鉢かづき チラシ
■ 新作狂言 「鉢かづき」

未だ定まる妻がいない男は、申し妻を神頼みする。すると、「初瀬の観世音に行き、 笛を吹けば妻を授けてやろう」とのお告げを蒙る。
すぐにも行きたいのだが、自分は笛が吹けない。そこで男は笛をたしなむ知人を訪問し、 「代わりに笛を吹いてくれ」と頼みに行くが……

2001年7月ワッハ上方演芸ホールにて公演。 初めて狂言を見るお客さまも来やすいように能舞台を離れての公演です。 ルビの入った字幕スーパーも用意し、聴覚障害者の方や、子供たちにも楽しんで頂きました。 この「鉢かづき」は初めて書いた新作狂言です。河内地方に伝わる御伽草子を題材にしました。 新作を手がけて狂言の奥の深さを改めて知り、古典を見つめなおすきっかけとなった作品です。

声明(しょうみょう)

仏教音楽の中で、声による音楽の全てを包括する名称。 つまりお経の歌であり、キリスト教の聖歌や賛美歌にあたるもの。

雅楽 (ががく)

「雅正の楽」という意味で、1200年以上の歴史を持つ、 現存する世界最古の合奏音楽。その舞を舞楽と云う。

今様 (いまよう)

「当世風」の意で、平安時代後期に流行した新興歌謡。 常盤御前、静御前など白拍子が歌い舞った事でも知られる。 ことのほか今様を愛した後白河院は、「梁塵秘抄」(りょうじんひしょう)を編纂

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