

「ユネスコ世界無形文化遺産」に認定された能楽(能・狂言)と文楽、
そして落語、講談、和太鼓など、それぞれの伝統を重んじ、その本質を残しつつ、融合させることは至難の業。
しかし、融合することにより、それぞれの芸能が新たな表現を得て、可能性が無限に広がっていきます。
今後も試行錯誤を繰り返しながら、より良い舞台をつくり上げていくことで、
多くの方々に日本の古典芸能の素晴らしさを再認識して頂き、
形骸化により失われてしまった何かを皆様と共に見つけることが出来れば幸いです。
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、 現代への再創造を試みる集団です。1981年ベルリンフィルハーモニーホールでのデビュー以来、 言葉や文化の違いを超え「共感共同体」を随所につくるべく、 「一つの地球(ワン・アース・ツアー)」を活動のテーマに揚げ、佐渡を拠点に世界各地で公演活動を行っています。
鼓童との出会いは、鼓童文化財団研修所が 2年制のカリキュラムをスタートした 1997年にさかのぼります。 以来、講師としてたくさんの舞台メンバーの方々と関わってまいりました。 鼓童との関わりを重ねるにつれて、それぞれがアーティストとして何か一つのものを作ろうとする思いが深まってきました。
そして 2007年秋、小笠原匡演出により、狂言と和太鼓(鼓童)を融合させるべく、新たな舞台を創り出すことになりました。
また、夏には佐渡の「アース・セレブレーション」にも参加が決定!!
日本海に浮かぶ佐渡は、驚くほどの日本の伝統文化の宝庫です。 2007年秋の公演では、この豊かな自然や歴史に育まれた佐渡の民話や説話を題材に、 民族芸能や方言を取り入れた舞台を創ります。日本の縮図と云われる佐渡の魅力をこの舞台で表現したいと思っています。
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| 作・構成・演出・作歌 | 小笠原匡 |
|---|---|
| 音楽 | 山口幹文 |
| 出演 | 小笠原匡、鼓童、他 |
「アース・セレブレーション」とは、鼓童が世界で出会った音楽や人々をお招きして、佐渡の豊かな自然を舞台に、新しい地球文化を探る国際芸術祭です。
平成19年には20周年を迎え、今では島全体で盛り上げようとする機運が高まってきており、
佐渡の各地で様々なイベントが繰り広げられます。
20周年にあたる平成19年からは小笠原匡もこのフェスティバルに参加し、たくさんの方々に狂言の魅力をお伝えしたいと思っています。
平安朝にて盛んに執り行われた仏教儀礼であり、また様々な芸能が一堂に会する日本で最初の芸能祭でもありました。
本企画「Eenen 延年」は小笠原匡が、伝統芸能との狂言コラボレーションや、 現在途絶えてしまった様々な芸能を現代風にリメイクすることにより、「延年」を現代の芸能祭「Eenen 延年」として復活させたる試みです。
その第一弾として…
NHK金曜時代劇「出雲の阿国」で芸能指導をさせて頂きました際、 大変お世話になりました阿国研究家の小笠原恭子先生の心強いお力を拝借し、 実際放映された歌舞音曲を劇場版にリメイクしました。 そこに、大小狂言を盛り込み、更に出雲にちなんだ狂言秘曲「節分」をあわせ、 一つの舞台を創り上げました。
本年は、第二弾として平家物語を題材に平家琵琶と狂言のコラボレーションを上演致します。 王朝文化を支えた貴族社会が生み出した芸能である「平家詞曲」と日本で最初の庶民喜劇「狂言」のコラボレーション、どうぞお楽しみに!!
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「平家詞曲」について |
■この公演は2008年2月22日に無事終了いたしました。
そして、いずれは資料の乏しい”延年の舞”復活を目指します!!
日本を代表する伝統芸能である狂言と、千葉という土地が持つ魅力を融合させて、千葉発の狂言を創造するものです。
千葉大学の橋本裕之研究室、千葉県文化振興財団、そして千葉県と連携し、 千葉県に伝わる民話や行事を題材に、県民参加型の創作狂言を制作いたします。
狂言師のみならず、千葉県民や千葉大生も参加するという意味において ユニークな試みであり、地域と大学が連携する画期的なプロジェクトです。
2007年2月25日、千葉に伝わる奇習”千葉笑い”を題材にした、創作狂言「抱腹絶倒ちばわらい」を公演しました。 2005年、2006年とご好評をいただいた「Let's Create 狂言−新千葉笑い」から、さらなる進化を遂げてお届けしました。
2007年12月1日、千葉県に伝わる羽衣伝承に取材しながら、三保の松原を舞台とした能「羽衣」とも異なった、笑いのみならず人間味にもあふれた創作狂言「千葉の羽衣」を上演いたしました。
2007年12月には 「千葉の羽衣」を公演。無事終了しホッとしたのもつかの間、
「鬼の来迎」への取り組みが始動いたしました。乞うご期待!